D3.js random 使い方
D3で用意されている乱数を生成する関数を紹介します。
メソッドはすべて関数を定義するもので
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func = d3.randomUniform(); value = func(); |
のように使用します。
目次
一様分布 d3.randomUniform
一様分布に従う乱数を発生させる関数を定義します。
引数で範囲を設定することができ、
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d3.randomUniform(6) |
のように引数がひとつの場合は0以上引数(6)未満の値が、
1 |
d3.randomUniform(1, 5) |
のように引数が二つの場合は引数1(1)以上、引数2(5)未満の値が生成されます。
生成例
正規分布 d3.randomNormal
正規分布(ガウス分布)に従う乱数を発生させる関数を定義します。
引数として平均値と標準偏差を設定することができます。 デフォルトは平均値=0、標準偏差=1です。
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d3.randomNormal(平均値, 標準偏差) |
生成例(デフォルト)
対数正規分布 d3.randomLogNormal
対数正規分布に従う乱数を発生させる関数を定義します。
引数として平均値と標準偏差を設定することができます。 デフォルトは平均値=0、標準偏差=1です。
1 |
d3.randomLogNormal(平均値, 標準偏差) |
生成例(デフォルト)
ベイツ分布 d3.randomBates
ベイツ分布に従う乱数を発生させる関数を定義します。
1 |
d3.randomBates(n) |
として、分布を決める変数nを設定する必要があります。
生成例(n=10)
アーウィンホール分布 d3.randomIrwinHall
アーウィンホール分布に従う乱数を発生させる関数を定義します。
1 |
d3.randomIrwinHall(n) |
として、分布を決める変数nを設定する必要があります。
生成例(n=10)
指数分布 d3.randomExponential
指数分布に従う乱数を発生させる関数を定義します。
1 |
d3.randomExponential(lambda) |
として、分布を決める変数lambdaを設定する必要があります。
生成例(lambda=40)